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内診って慣れないものです。最近は女医さんを指定できるところもありますが、同じ同性だったとしても、初マタママにとっては苦痛でしょうがない人も・・・
すこしでも内診の痛みが軽減できるよう身近な助産師さんに聞いた情報を紹介します。

内診が痛いし恥ずかしい。妊娠したらどうしてもやらないとダメなの?

内診とは指や専用の器具を膣に挿入し診察することです。婦人科系の病気の診断、妊娠の有無、胎児と妊婦さんの状態、流産・早産のリスクに早めに発見できたりします。さらにお産のの進み具合を把握するのに必要です。この子宮口の開き具合は、助産師や医師の指で確かめるしかありません。これだけ医学が発達した今日においても、残念ながらそこだけは原始的な方法ですよね。

★胎児と妊婦さんの状態を正確に把握するため

「視診」外陰部や膣を見る
「触診」指を入れ触って確かめる
「膣鏡」と呼ばれる器具を入れて診察する
などがあります。妊婦健診などで、器具を膣に挿入し、膣内や子宮、子宮の中の赤ちゃんを診ることができる経膣超音波検査も内診です。

★子宮口の開き具合を知ることは、お産が正常に進んでいるかどうかを判断するためにとても重要

また、内診によって、子宮口の開き具合だけでなく、赤ちゃんの頭の向きが正常かどうか、前後逆になっていないか、またはお尻や手が先に降りて来ていないか、へその緒が挟まっていないか、などなど、様々な情報を収集することができます

妊娠後期特に臨月の内診がぐりぐりと痛いのはどうして?

卵膜剥離を医師が意図的にしているから
臨月に入って正期産の時期の内診は、子宮口がどのくらい開いてきてるかを確認し陣痛を促すために「卵膜剥離」を行います。卵膜剥離とは、内診時に頸管と子宮下壁と卵膜の間をひきはがすことです。臨月の妊婦健診時の内診で「グリグリ」と痛いのはこのためです。私自身も本当にぐりぐりと痛かったですが、1分程度ですぐに終わりました。「全然子宮口が開いていない。お腹が張るくらい運動してください。」と医師に言われて終了www
人によっては多少の出血を伴うことがあるそうです。

内診の痛みを軽減するために

➡リラックスできるように工夫する
・何のために内診が必要なのかを理解する
・呼吸法で長くはくのを意識して体の緊張をほぐす
・水分を摂取してのどごしを潤してから検査を受ける
・タオルを口元にあてる(アロマなど自分がリラックスできる香りをつけておくといい)
・内診時、でいるだけ全身の力を抜く
・服装も締め付けないものをきる
・内診のあとまれに出血することもあるので、ナプキンを持ってくと安心
➡医師に事前に伝えておく
・男性がどうしてもいやであれば我慢せず女医さんを希望する
・内診が苦手であることを事前に伝えておく
・内診時痛みがあるときは我慢せず伝える

➡内診時看護師さんまたは助産師さんについてもらう
・看護師さんに手を握ってもらう
・可能であれば家族に付き添ってもらう

先生との相性もあります。遠慮することはありません。勇気をだして相談することで、メンタル的な負担がすっきりするのでしたら、直接先生に言いにくかったら助産師さんや看護師さんを通して伝えるとうことも可能です。また場数を踏むことで慣れてきます。

まとめ

先日友人の奥さんがドバイで出産しましたが1日で退院。出産は病気じゃないからとのこと。他国はそういう国も多く、イギリスでは、特別な事情がない限り、検査も最低限だったりするそう。「内診が何のために、どんなことをしているのか」という必要性を理解できれば、緊張や不安を少しでも軽くできるのでは?確かに内診は痛みを感じる時もあるし、最初抵抗があるかも知れませんが、リラックスして受ければ、慣れてきて、痛みも軽減できます。産んだ痛みに比べればたいしたことなかったと思える日は近いです。

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