妊娠・授乳育児中の食事～ナースYOKOの初産婦（初マタ）応援～

妊娠中にNG ダメなものでカフェインとよく聞くけど胎児への影響は？

コーヒーが大好き
気付いたら1日に何杯も飲んでいる・・・
うちでも会社でも、ランチや食後でも・・・・

また

チョコレートがやめられない・・・・
わかっていてもついつい甘いものがほしくなると・・・
ちょっとくらいなら＾＾　ダイエットは明日から

なーんて人が多いのではないでしょうか？
コーヒーもチョコレートも大好きという人には耳のいたいお話しですが、

妊娠中の食事でカフェインが入っているものをどうして控えたほうがいいのか？
カフェインによる胎児への影響や、がまんしないでカフェインを減らして
大好きなコーヒーやチョコレートを
楽しむ方法をを紹介していきます

ダメＮＧ？カフェインの取り過ぎによる胎児へ影響って？

胎児はカフェインを蓄積しやすい

カフェインは胎盤を通過し胎児の体の中にもいきわたります。
胎児は肝臓の機能が未熟なためのカフェイン代謝力も限られています。
そのためお母さんの実感以上にお腹の赤ちゃんの体に長い時間、
カフェインが留まることになるんです。

カフェインは胎盤を流れる血液の量を減少させるため、
カフェインの大量摂取は、流産、低出生体重児（２５００ｇ未満）など
の原因となる可能性があるとされています。
妊娠とカフェインについてはさまざまな調査が行われており、
カフェインの摂取量が1日150mg未満の妊婦と比較すると
300mg以上摂取する妊婦の流産のリスクが2倍に、
コーヒー1日8杯以上で死産のリスクを高めるという報告があります。

カフェインの量を取り過ぎるとどうなるの？

量が極端に多くなると、不安、不眠、興奮、幻覚、震え、不整脈
などの症状が現れます。カフェインを撮り過ぎると
妊婦さん自身の体にも悪影響がああるため、妊娠期間は、
過量のカフェインの摂取は避けたほうがいいでしょう。

飲料のカフェインの含有量一覧

★150mlは約一杯分くらいの量です。目安として参考になさってください。

また表以外の飲み物においても

➡コカ・コーラ1缶　 34㎎
➡コカ・コーラ（ダイエット）1缶 45㎎
➡リプトンアイスティー330ml： 9㎎
➡ホットココア150ml ： 50 ㎎
➡カフェイン入りソフトドリンク280ml 35㎎
清涼飲料水と記載されているペットボトルや、缶ジュースにもカフェインが表記されています

また風邪の引きはじめや、疲れたときに、栄養ドリンクを買って飲む人
もいるかもしれませんが、こちらもカフェインが含まれています
体にいいと思いきや・・・・

妊娠期間中は表示されているラベルをチェックして飲むようにする
のも大切です。

コーヒーや紅茶等のカフェイン飲料の飲み過ぎには注意が必要です。
ただし多くの報告ではコーヒー1日杯程度ではまず問題がないと言われてます。

なかなかすぐに完全にやめることはできないかたも中にはいるとおもいます
まずは量を減らすことからトライしていきましょう
エスプレッソは飲まないようにして、カフェインレスコーヒーに変えてみる

とか

紅茶を麦茶や玄米茶に変えてみる

またスタバでも「デカフェ」をオーダーできます。まったくカフェインが入ってないわけではないそうですが、普通のスタバのコーヒーよりも
含有量を聞いたら少なかったです。

行きつけのカフェやコーヒーショップがある方は「デカフェ」「カフェインレスコーヒー」がないかオーダー時に聞いてみるのもいいですね

妊娠中の食事でチョコレートもダメなの？

板チョコレート50g：20㎎ のカフェイン量が入ってます
こちらも食べ過ぎには注意が必要です
またチョコレートの場合は糖分の摂りすぎになりやすいです
妊婦検診で、カロリーオーバー、太りすぎ、というのが、
最近問題になっていることです。
妊娠中はどうしても運動量が減り、産後に糖尿病や腎症などの素地を作るリスクもあります
妊娠中も太りすぎから妊娠中毒症になる恐れもあるので、糖分は気を付けましょう

妊娠期間の体重増加は７〜８kgがベストで、多くても10kgまでに抑えるのが好ましいので
主治医や助産師、看護師さんのアドバイスを受けて定期受診で疑問や
困ったことは聞くようにしていきましょう

妊娠期間中いつから気を付けて控えたほうがいい？

喫煙、アルコールとならんでカフェインの摂取は妊娠期間通して控えましょう。
妊娠初期の段階では、お母さん自身が妊娠に気付かずに、コーヒー・紅茶だけで
なくお酒やたばこもガンガン吸ってました・・・・
なんて方もいるかもしれません。

依存性の高いものであること、胎児への影響を考えて
お産を期に自分自身の生活習慣を見直せるいい機会としていきましょう

今までよりもこれからどうするかが大切です
前向きにこれから赤ちゃんが育つ環境を少しづつ整えていきましょう

がまんするのではなく、摂取する量を減らすところからはじめてみると
以外と長続きするものです

チョコレートもコーヒーも大好きな方も、ほんの少し意識するだけで
カフェインの量を減らして、我慢することなく楽しむことができます

まとめ

がまんせずにカフェインを減らしてコーヒーを飲む方法

1. 「1日１杯」ならＯＫ。まず飲む量を減らすことからはじめてみる。
2. カフェインレスコーヒー、デカフェを楽しむ。
3. コーヒーの香りを楽しむ。精神的にリラックスし、気分転換も可能。アロマセラピーと同じような効果があります
4. コーヒーや紅茶の変わりに麦茶や玄米茶を代用する
5. コーヒーや紅茶を嗜むときは、砂糖の摂りすぎにも注意する。

行きつけのカフェやコーヒーショップがある方は「デカフェ」「カフェインレスコーヒー」

がないかオーダー時に聞いてみるのもいいかもしれません

また五感を利用してリラックスすることを心がける
花を生けたり、安らぐ音楽をかけて過ごしてみたり、ヨガやストレッチしたりなど

お母さんストレスをためないようにこころがけましょう。

妊娠中にも良いオーガニックチョコレート

保護中: 酵素シロップで作る「罪悪感０」ローチョコレート

カフェイン量を気にしながら、大好きなコーヒーやチョコレートを
我慢したり、量を制限するのは、ストレスとなりかねません

食事も楽しみながら、、心穏やかに妊婦生活が送れるよう食事も意識して

元気な赤ちゃんを出産したいですね。