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元アナ龍円愛梨さん(39歳)高齢出産で遺伝子検査でダウン症長男(2歳)母としての子育て持論
「子どもが幸せと思えるよう育てたい」
元テレビ朝日アナウンサーの龍円愛梨さん(39)は米・カリフォルニア州にて13年5月に長男を出産。翌6月の遺伝子検査で長男のダウン症が判明。「全く、想像していませんでした。医師にティッシュ箱を渡され、動揺して『私が悪いの、ごめんなさい…』」と号泣したそうですが、「子どもが幸せと思えるよう育てたい」と必死にダウン症について学び、昨年5月、一時帰国したそうです。(日刊スポーツ取材より)
ダウン症の子と親が集う「DS SMILE CLASS」
欧米は日本に比べ、特別支援が必要な子どもと親に対する育児環境が充実しているそうです。愛梨さんは、米国で実践・体験した療育や療育情報を同じ立場の人へシェアするために、都内で月3回、ダウン症の子と親が集う「DS SMILE CLASS」を、5月に東京・大久保で教室の親睦会を初開催予定。教室では、アメリカで習った手話などをシェアし、親子がコミュニケーションをとれる内容で、毎回申し込みが相次ぎ満員になるそうです。
かわいそうな子ではなくて、他の子どもと同じぐらい幸せだ
愛梨さんは言う。「日本は他と『違う』ことに関して、もう少し寛容であってほしい」と。まずは、ダウン症のことを知ってもらいたい。長男はかわいそうな子ではなくて、他の子どもと同じぐらい幸せだと思う。日本も『違う』ことを普通に受け入れられる社会にしたいし、なってほしいです」。
高齢出産で遺伝子検査受ける?受けない?
私自身も高齢出産で、一児の母として愛梨さんの活動に声を大にして応援したくシェアさせていただきました。かつて、自分が40歳で始めて妊娠した知ったとき、うれしさと同時に五体満足の子が出産できますようにと祈る気持ちになったのを昨日のごとくに思い出します。また今は妊娠中の遺伝子検査をすれば染色体異常などもわかるようになりました。受けるか迷いましたが、もし異常があったとしても、私の場合は産む以外の選択肢は考えなかったので、結局検査をしないで出産。もし検査を受けて異常だった場合、今後の妊娠s生活や育児を創造して自分自身が平常をたもてる強さや自信ももてなかったからです。ただ私の友達は違いました。検査すると決めた友人は検査後異常と診断された場合は産む以外の選択肢を選べる人でした。検査した友人によると、医師から結果を説明される前に、倫理上の説明をすごく丁寧にされたといってました。いろいろと考え方があると思います。出産前にもし異常と知っていて出産する勇気、ありますか?
昔だったら死産だった51時間の難産
私の場合無事に生まれましたが、お産そのものが微弱陣痛で3日がかりとなり、最後胎児が低酸素となり心拍に異常がでてしまい、急きょ鉗子分娩で出産。今は帝王切開もありますが、昔だったら死産だったかもしれないと思うと、生きて生まれてきてくれることそのものがありがたいなあと私自身は感じました。
おわりに
20年以上前になりますが看護学生のときにダウン症の母の集いというのに保健師さんと一緒に参加したことがあるんです。小さい子供たちはふつうの子供と同じようにとてもかわいかったのを今も覚えてます。愛梨さんがいうように「日本も『違う』ことを普通に受け入れられる社会にしたいし、なってほしい」。私もこころからそう願います