妊娠・授乳育児中の食事～ナースYOKOの初産婦（初マタ）応援～

不妊治療してようやく授かった方、また生理が数か月こなくて「もしや？・・・」と気づけば妊娠3か月だった・・・
という方も中にはいて、ガンガンお酒飲んじゃってたけど大丈夫？？？
と不安になってる方もいるかもしれません。

妊娠中の食事は胎盤を通して赤ちゃんにダイレクトに影響があります。
今までの食生活からは程遠い・・・あれもダメ・・これもダメ・・・
とストレスになるのは、本末転倒です。
女性として生まれて、10か月という限られた妊娠生活を健やかに過ごして
元気な赤ちゃんを産むために、食習慣を見直すいい機会にしていきましょう

妊娠中の食事で禁止したほうがいいものって？

お酒・アルコール

日本では厚生労働省のガイドラインをもとに、どこの産婦人科・産院でも、
胎児のために基本お酒は禁止、禁酒をすすめます。
アルコールを常用すると赤ちゃんに知能障害、発達障害、
奇形等の先天異常の原因にもつながるため、
お酒は控えることをおススメします。

タバコ

妊娠中に喫煙したお母さんからは、喫煙しない母親よりも平均して
低体重児（２５００ｇ未満）の確立が高くなり、また奇形が発生
する頻度も高まります。お酒とともに禁煙をおススメします
また自分が吸わなくても、夫やまわりの
人にもタバコの害を伝えて協力してもらいましょう

妊娠中の飲酒　喫煙による赤ちゃんへの影響は？

アルコールは胎盤を通して血液循環しダイレクトに赤ちゃんに影響を与えます
少量の酒、例えばビールやワインを1日1杯程度であれば、大きな害はないと
言われてますが、最近ではその量に関係なくおなかの赤ちゃんに悪影響を
及ぼすとの説があります。
また大量の飲酒は生活の乱れや睡眠不足などの生活リズムが崩れがちになり、
アルコール依存の恐れもあります。
自分自身と赤ちゃんのためにできるだけ禁酒か減量をこころがけましょう。

WHY　料理のお酒は大丈夫なの？

わかっているけど
どどど
どうしてもやめられない・・・・

妊娠中食事のあとにタバコ1本だけでもダメなの？

どうしてタバコを吸うと低体重児や奇形になる確立が高くなるの？

タバコに含まれるニコチンには、血管を収縮させる作用があり妊婦が吸うと
子宮の動脈が収縮して、胎盤の血液の流れが悪くなり赤ちゃんの酸素不足や
栄養不足が起こるためためです。

たしかに妊娠前、愛煙家だった人は苦痛でしょうがないはず。。。
禁煙がストレスになる場合は、まずは
1っ本でも減らす努力をしましょう。精神的ストレスになってしまうようでは
妊娠生活が辛くなってしまいます。
まずはできることがら少しずつはじめて、主治医や助産師さん
看護師さんに相談して一人で悩まないようにしましょう。
元気な赤ちゃんのために10か月限定で、自分自身の生活習慣が
見直せる機会があるって、長い人生のなかで素敵な時間となることでしょう